興福寺五重塔が120年ぶりの大規模修理. 興福寺の国宝に指定される五重塔は、730(天平2)年、興福寺を創建した藤原不比等(ふじわらのふひと)の娘・光明皇后(聖武天皇の皇后)が創建したもの。度重なる兵火のため焼失し、現在の塔は1426(応永33)年に再建されたものと伝わります。 興福寺五重塔は、光明皇后の発願により、天平2年(730年)に創建された。現存の塔は、応永33年(1426年)頃の再建である。高さ50.1メートルで、現存する日本の木造塔としては、東寺五重塔に次いで高い。 北円堂 かねてから噂されていた興福寺五重塔(国宝)が大規模修理することが正式に決まりました。 創建以来5回の焼失・再建を繰り返した五重塔は現在、鎌倉時代の塔が今日まで奈良のシンボルとして建っています。 京都醍醐寺、奈良興福寺、広島明王院など、国宝に指定されている木造の五重塔は全国に11ありますが、その中でも群を抜いて長い歴史を持つのが、法隆寺の五重塔です。 創建は金堂などと同じく607年(推古15年)。天高くそそり立つ塔は美しく迫力たっぷりで、西院伽藍のシンボルと …