リハビリへの参加意欲の重要性はさまざまな角度から研究されていますが、最近では「患者の意欲」が運動機能回復に有用であることが脳科学の分野でも数多く提言されるようになっています。 脊髄損傷を受けた猿の脳を観察したところ、やる気に関わる神経回路と運動に関わる神経回路が関� リハビリテーシ ョンの意欲 リハビリテーシ ョンに対する認識 主観的症状 身体症状 精神状態 家族の関わり 医療者の関わり 看護師の指導と励まし 医師の説明と励ま し 理学療法士の対応と励まし 5 5~20 4 4~16 7 7~28 7 7~28 5 5~20 4 2~8 4 4~16 2 2~8 質問項目数 得点範囲 . 認知機能(長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)) 11. 意欲(Vitality Index) 8. 効果:見当識の獲得や情動の安定、前向きに生きる意欲 * テレビ回想法ビデオやパソコン回想法ソフト 来島修士 * 学習の原則 満点主義(簡単な課題)、褒める介助者が必須、決め手は「褒め手」 スタッフの熱意が人の心を動かす 吉田 甫他:老年精神医学雑誌 2004, 15: 319-325 患者さんの意欲がリハビリ効果やADLに影響することは、上記で紹介したように明らかだと思います。 リハビリ職が患者さんの意欲を1分以内で評価出来て、それが予後予測に影響する因子だとしたら…やるっきゃないでしょ! 是非とも、日々の評価にVitality Index 患者さんのリハビリ意欲は非常に重要なものであるが、評価方法に迷うことが多い。 いくつかの評価スケールがあるものの、目の前の患者さんに適応することが難しいことも多く「これではなんかしっくりこないよね…」ということがある。 情緒・気分・高齢者抑うつ尺度(GDS-15) 9.

今回の紹介した症例は認知症も無く、リハビリに対する意欲も高いことで、自主訓練への理解や実行がスムー ズに行え、能力を維持向上することが可能であった。自主訓練プログラムについては、患者様自身がしっかり 理解されて取り組むことでリハビリ後の限定的な効果から脱却することが� 健康関連QOL(SF-8) 10. 何をするにも意欲が湧いてこない、常にぼーっとしている…というような症状を呈することがあります。こういった症状を発動性の低下といいます。 自ら何かをすることが殆どなくなり、気付くとただ座っているだけ…というようになります。リハビリを進めていく上でもかなり障壁となりや� 7.