「こと発音に関しては、英語やフランス語よりドイツ語のほうがはるかに易しい」、これは第二外国語選択に悩む学生にドイツ語教師がささやく常套句です。実際、ドイツ語の母音は日本語のそれに発音の上で対応しており、アクセントや長音にも分かりやすい規則性があります。 ドイツ語の[r]の音にはまだ隠れキャラがいます。 それは、Vokalisiertes R (母音化したR)です。 これは日本のドイツ語の授業ではかなり誤解されていると思っています。 ドイツ語の教科書に、 ich lerne (イッヒ レルネ)とか、 Gerne! ドイツ語の発音はほぼ綴りどおりである。 母音 ... 語末や子音の前の r は母音化し /ɐ/ となることがある(斜体で /r/ とも書かれる)。 er /ɛɐ/, der /dɛɐ/, her /hɛɐ/ 二音節以上の語では語末の er が母音化す … (ゲルネ)とか、 日本語は母音の音素が5つしかありません。 対してドイツ語には18種類もの音素があります。これはアルファベットでは表せないので、発音記号を使って表現します。 発音記号に関しては別途説明いたしますので、先に基本的な用語を知っておきましょう。 母音 . ドイツ語のRの母音化についてMutterのerは「英語のmotherのer」ではなく普通に「日本語のアーAh」(アクセントがないので厳密にはAhとは違うのでしょうが、細かいことは…)Meerは「MEEAメーア」、dirは「DIAディア」、Torは「TOOAトーア」、Uhrは「UH’Aウーア」と、特にウガイ音を出さずに普通 … ドイツ語初心者です。標記の件について、ずっと疑問に思ってきたことを質問します。ドイツ語で、後に母音が続かない場合の"r"の発音の仕方は、どうも二種類あるようです。(1)日本語の「ア」に近い発音の場合。(2)日本語の「ル」に近い発